hannari。ひらがなで書くと「はんなり」。これは、京言葉で落ち着いた華やかさを表す言葉。「花なり」という語源から変化した言葉なのだそうです。

 

 子どもたちは、ぱっと明るい笑顔になったり、しゅんとしたり、ほんとうにいろいろな表情を見せてくれます。でもやっぱりどんなことがあっても元気に太陽を向いて走り出していく。そんな姿をみていると、多彩な表情をもつ花のようだなと感じるんです。そして、子どもたちの姿って、どんな表情でも愛らしくて、ぐっと心を惹き付けるパワーをもっていますよね。

 

 「はんなり」という言葉には、凛とした美しさや明るく陽気な様を表すという意味もあるんです。とても奥の深いすばらしい言葉だなーと思うと同時に、子どもたちにもぴったりな言葉だと気づきました。

 hannariの「han」は、須田帆布さんの「はん」でもあります。自然体の子どもたちを撮影するためにいろいろな場所を探して、ベストな空間に出会うことができました。

 須田帆布さんショップ2階のKARAHAKOは、大きな窓から差し込む自然光が柔らかく部屋全体に回り込んで、被写体をいきいきと浮かび上がらせてくれます。やはりそれは漆喰や無垢材といった自然の素材がなせる技なのだと思います。

 

 スタジオhannariを立ち上げられると自信を持てたのも、この上質な空間に出会えたからこそ。ぜひ一度遊びにきてみてください。空間のもつ優しさに包まれて、お子さんの表情がさらに輝きを増すのを感じられると思います。

 

 撮影に携わるスタッフは、フォトグラファーの後藤を始め、みんなママです。お子さんの笑顔を引きだしたり、緊張を和らげたり、このママたちがサポートを行います。

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